組合員による組合員のインタビュー企画第二弾!

今回は関川村で雑穀を中心とした穀物と野菜を育てていらっしゃる、おおしま農縁の大島勉さん、五月さんにお話を伺ってきました。

『熊と五穀』

縄文時代へと思いを馳せる勉さんと雑穀を手にお嫁に来た五月さん。
お二人を見ていると、熊と雑穀にしか見えない。
「うちの畑に播きなよ。好きなだけ雑穀ができるよ。」
結婚のエピソードも、神話の一場面のようだ。
大地を読み、過去から未来を考える大島さんご夫妻の暮らしぶりからは、豊かで魅力的な自然やそこからいただくおいしい食材たちを感じることができ、自然とそこに共生する自分の立ち位置に思いを巡らす機会を作ってくれる。

文・FarmShida 志田光恵

農業をするきっかけは?

志田

どうして関川村でこういったスタイルの農家になったのですか?
ザックリですみません笑

いろいろやった挙句農業をやりたいと思い、どこでやろうかと真っ先に思ったのが生まれ故郷の関川村でした。

どこにいっても何をしてても、昔自然の中で遊んだ風景が頭の中から離れずにいた夫の勉さん。色んな経験を経て「やっぱり農家がいいなぁ」と思った時に真っ先に思いついたのが、生まれ故郷の関川村だったのだそうです。

今の農業のスタイルは雑穀を中心として野菜も一緒に育てています。

「雑穀」と言うキーワードが出てきましたが、雑穀がどんなものかわかりますか?もう少し詳しく聞いていきましょう!

まず雑穀を作ろうと思ったきっかけは?

きっかけは妻との縁でした(照)

雑穀という物を知るきっかけになったのは妻の五月さんとのご縁がきっかけになったようで、結婚する前に、五月さんが作ってきてくれた雑穀料理が美味しかったんだとか。

それからプランターで少し育ててみたんだよね?

五月

農家出身ではなかったので、何かを育てるということに憧れがあったんです。

初めてプランターで雑穀を育ててみた五月さんにとっては、芽が出ることも、育つことも、実をつけることも全てが新鮮に感じてとても嬉しかったのだそうです。

しかし、プランターであまり大きく育たないことを可哀想に思ったお二人は、畑の隅っこにタネを播くこととなったのです。

当時の五月

これ、畑にタネ撒いてみたいんだけど…。

当時の勉

いいんじゃない?

ということですんなりとOKした勉さん。そこからおおしま農縁の雑穀栽培が始まることとなるのですが、その時はそれが仕事になるとは思ってもみなかったそうです。

米や麦だけではない穀物(雑穀)中心の農家があってもいいんじゃないかと思いました。

それだけではなく、穀物を育てた後に植える野菜もすごく元気が良くなることに気付き、そのミックス(雑穀と野菜)がいいなと思うこととなり、今の営農スタイルが出来上がったのだそう。

勉さんの人生が変わってしまうほどの五月さんと雑穀との出会い。よっぽど最初に食べた雑穀料理が美味しかったんでしょうね!

でもやはり誰も作っていない雑穀の栽培。苦労していらっしゃるのではないかなぁと思って、ズバリ聞いてみました。

雑穀の栽培も販売も苦労があるのでは?

そもそも、雑穀のことは全然知られていないんです…。

五月

雑穀とひとことで言っても色んな種類があって、それぞれで全く味わいが違うんです。

そうだよね!ほんと、そうだよねぇ〜。全く姿形も味わいも違うから、それを知って欲しいですよね。

おおしま農縁さんでは、雑穀を育てて販売をしているだけではなく、五月さんを中心に積極的に雑穀料理の料理教室を開催したり、イベントで雑穀を使ったメニューを提供したりと、雑穀の食べ方についても伝えながら販売をしています。

五月

雑穀ご飯だけじゃなくて、おかずになったりスイーツになったりできるのが面白いんです。

食いしん坊の人は絶対1回食べた方がいいよね。

今後やりたいことはありますか?

五月

自宅を使って農業体験とか料理教室ができたらいいですね。

ここで、みんなが楽しめるメニューをやってみたくなったよね?

たくあんのような漬物を漬けてみたいという方や味噌を仕込みたいという方もだんだんと増えてきているそうで、今までは農家しか味わえなかったものを、農家ではない方たちがどのように手を加えて、どのように楽しい時間を過ごすのかを体験してもらいたいのだそうです。

うちらだけじゃもったいないよね。

協同組合人田畑について

お客さんとも農家とも波長が会うんだよね。

色んな農家が同じ方向性で、価値をしっかり共有できている方と、いろんな活動をするということにすごくメリットを感じているし、おおしま農縁が今やっていることや今後やりたいことが組合にとっての一助になれればいいなと思っているのだそうです。

というわけで、いかがでしたか?

今回のインタビューはブログ掲載の関係上、泣く泣くカットした部分があり、まだまだ興味深いお話をたくさん聞かせてもらいました!

そこで、おおしま農縁のお二人にインタビューした模様をノーカットでお届け致します。40分ほどの長い動画となっておりますので、何かの作業をしながら耳だけ拝借できればと思います。